画像 放送開始の経緯と現状・課題について


放送開始の経緯

グアムの短波放送局 KTWR局からの強い要請に応じる形で、
2014年3月30日から9月28日までの契約にて「KTWR日本語
DRM放送」を担当させていただきました。当初の予想に反し
多くの反響が寄せられ、DRM試験放送は無事に契約終了する
ことができました。
 
短波放送への取り組み継続については、多くの皆様方からの
「どのような形であっても、短波での日本語放送継続をお願い
したい」とのご要望を受けて、検討することになりました。
多くのBCLが熱望されたアナログ短波の場合、私共が負担する
経費はDRM放送の約5倍ともなるため、全く常識を度外視した
チャレンジとなりましたが、2014年11月2日からの半年契約
によるアナログ短波番組が、更新されながら現在に至ります。

番組の現状と課題

アナログ短波開始以来弊社職員2名が、通常業務に加えての兼務
担当として、この番組の企画・構成・録音・制作・HP作成と運営
・受信確認と各種カード類の製作・発行と返信フォローアップを
本来業務を妨げない形で、担って参りました。
 
各地のリスナーからは「ぜひKTWRフレンドシップラジオ継続を!」
「担当者と番組構成を現状で維持して欲しい!」と非常に多くの
声が寄せられ続けおります。
また、BCL・無線愛好家やブロガーの皆様の働きかけも手伝って
"新しいリスナー"と“潜在的なリスナーの掘り起こし”が途切れず
増加している状況です。
 
A22シーズンから、当番組に協賛下さるスポンサーのご支援を得、
送信に関わる部分での法人財務への影響が軽減される見込みです。
しかし、番組制作と番組運営・フォローアップの部分での軽減は
見込めず、リスナー数の増加と各種ご要望等の増大もあり、制作
・運営現場の逼迫した状況は、依然厳しいものがあります。
 
当面の打開策として、受信確認対象番組を不定期で実施すること
・返信作業の休止を導入する等、番組運営等を見直しながら対応
しているものです。 幸い、リスナー諸氏のほとんど全員からの
賛同や一任を得ることができているため、番組継続への影響には
至っておらず、担当者共々感謝している次第です。
 
スポンサー参入により、番組内容にある程度の影響が出ることは
避けられませんが、"番組コンセプトの維持”は、担当者の意思と
して重視してゆきたいと考えております。

 
弊社経済基盤は、キリスト教会からの献金に全く依存しておらず、
各種番組(テレビ・ラジオ等)の制作売上に依るものでしたが、
長引くコロナ禍により、国内外からの受注も減少・縮小しており、
経済状況や社会状況の影響により、業務内容の見直しや優先業務
の選定を実施するため、当短波番組の休止や終了に関する判断も
適宜実施される対象であることを、ご承知おき下さい。
 
今後ともBCL・無線愛好家・ブロガー諸氏の、ご愛聴とご声援を
よろしくお願い申し上げます。(2022年10月 ビー・ジャパン)